アロマセラピーの学び舎の始まり

アロマセラピーの学び舎を始めました。

アロマセラピストとして様々な分野での仕事に

携わっているのですが

一つは助産所でのアロマセラピー、

一つは心療内科でのアロマセラピー、そして

メインとなっているのがアロマセラピースクールでの講師業務でした。

英国国際資格IFPAが取得できるIFPA認定校としての

アロマセラピースクールは業界の中でも

歴史が長く、カリキュラムが充実しており

骨太で情熱的なスクールでしたが、この度

このスクールが終わりを迎えることになりました。

コロナパンデミックの影響は確かに大きく

五感の機能に大きく関わるアロマセラピーの学びでコミュニケーションが

断たれてしまう中での授業開講はとても難しいことでした。

それでもオンラインの授業に切り換えたり、

動画視聴の授業を組み立てたりとチャレンジをする中で

遠方の方も授業が受けられるメリットがあることにも

気づきがありましたので

残念に思うことばかりではありませんでした。

そのように数年に渡りチャレンジし続けてきましたが

ついに終わりを迎える時がきました。

アロマセラピーの第2次？3次？ブームが終わった・・なんて

声も聞こえましたが、アロマセラピーにブームはありません。

いつの時も人の自然治癒力を引きだす、現代医学を補完する

大昔からある自然療法なのです。

アロマを勉強したからといって、どこかでアロマセラピストとして

ちゃんとした仕事に就けるの？

材料が要るから結局活用することがない・・・

活かせる場がない・・・

といったことも耳にします。

確かに就職となると、日本ではまだまだアロマセラピストは

社会的地位は低いかもしれないし、職種としても

耳にすることはまだまだ少ないですね。

だけど、アロマセラピーを実践したことで少なからず

なにか恩恵を受けることはあったのではないでしょうか。

こころや身体、人間関係や日常生活にちょっとした

心地よさや豊かさを感じたりはなかったでしょうか。

人は植物がなければ生きていくことはできません。

アロマセラピーはその植物自体がそばにいなくても

その存在を感じ、一瞬にしてその状況から別の世界を

感じさせてくれます。

その時、五感が刺激され、感情が揺れ動き、人間本来の

機能が目覚めるのです。

これからもきっとアロマセラピーをやっていてよかった・・と

思える時がたくさんあるはず。

まだアロマセラピーを知らない人

知っているけど、活かしていなくてちょっと忘れかけている人

いろんな場面にいらっしゃる方に、これからも

アロマセラピーの世界を伝えていきたい、

一緒にこころ豊かな時間を過ごしたい、

そんな思いで、学び舎を始めました。

スクール・・というにはちょっと大げさ

その辺にポッとある・・といったような存在になれると

うれしいです。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。